国分寺 精神科 心療内科 大学通り武蔵野催眠クリニック メンタルクリニック

コロッケさんの『母さんの「あおいくま」』

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コロッケさんの『母さんの「あおいくま」』

2017年10月7日

ものまねで名声を博しているコロッケさんが、50歳を越えたところでまとめられた自叙伝です。題名になっている「あおいくま」というのは、お母様、そしてコロッケさんも大切にしてきた自戒の言葉、「あせるな おこるな いばるな くさるな まけるな」の頭文字をとったものですが、これを実践するのは実際にはとても難しいことですよね。冒頭から、コロッケさんにはお母様、お姉様がおられるものの、お父様はいない母子家庭であることが記されています。そのため経済的には苦労されたものの、貧乏だ、惨めだと感じたことはなく、その理由の一つはお母様の方針で毎日銭湯には行って清潔であるように気をつけていたから、とのことです。

 

今でこそ知らぬ者のいないコロッケさんですが、「中2まではおとなしくて暗い子どもだった」とのことで、成績もオール1だったというので驚きます(みなさまもそうでしょう?)。反抗期もなく、それはお母様とお姉様の喧嘩が凄まじく、ご自身はそれを好まなかったからのようで、元から優しいお人柄だったのでしょう。「中2までは暗かった」というのは、中2になってものまねという特技を身につけ、学校でも認められるようになったということで、高校生になるとスナックでものまねを披露するようにもなっていました。優しいコロッケさんがお母様に反抗したのはただ一回、芸能界入りを反対された時にお母様を振り切って上京した時です。その後時を経て『お笑いスター誕生』で認められ、今のコロッケさんがいらっしゃるわけですが、それまで随分と紆余曲折があったと知られます。芸人さんにはそれぞれに秘伝の技があるものですが、コロッケさんはものまねという領域の発展のために、教えを請うてくる方には惜しまず教えておられるようで、そのあたりは本当にお人柄なのだろうと想像いたします。

 

あまり詳しく書かれていませんが、お父様が不在だったというのは経済的な問題だけでなく、田舎では噂の種になったりもし、不快な思いをされてもいて、お母さんは冗談とも皮肉ともわかりませんが、お父様は「お墓に出張してます」などと人に言うこともありました。お母様が底抜けに明るかったためにお姉様、コロッケさんとも明るく、いろいろなことを「そういうものだ」と受け入れておられたようで、「悲しい、寂しい、という気持ちはどこかにあったとは思うけれど、それを必死に押し隠して明るく振る舞っていたわけではない」とも書かれていて、最初はご自身に言い聞かせながら状況を自然に受け入れられていった、ということなのかもしれません。ただ、父親と母親の一人二役を務めなければならなかったお母様にも、そしてごく幼い頃からお母様の厳しい一面とやさしい一面を一人の人の中に見出さなければならなかったコロッケさん、お姉様にも、他人の想像にあまるご苦労があったことでありましょう。優しいだけで厳しさのない優しさは水飴のようにベタベタしたものになってしまいがちですが、コロッケさんの芸の素晴らしさの一つはひょっとしたら、滑稽な芸でありながら滑稽なだけに終わっていないことの中にもあるのかもしれません。

 

 


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